第1回自閉症学超会議!終了いたしました。
500名を超えるお申込を頂き、多数のご参加ありがとうございました。
今回の成果を今後に活かしていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
4月2日(土)
オープニングイベント
13:00~14:00 パネルディスカッション【A面】(zoom Webinar)
ニューロダイバーシティと社会
5人のエキスパートによる5つの視点からのプレゼンテーション
出演:野尻 英一、髙瀨 堅吉、大隅 典子、竹中 均、熊谷 晋一郎
14:00~15:00 パネルディスカッション【B面】(zoom Webinar)
かならずしも正解の出ない!?ニューロダイバーシティ相談室
当事者の抱える悩みについて、5人のエキスパートによるセッション
司会:片山 秦一氏(大阪大学)
出演:野尻 英一、髙瀨 堅吉、大隅 典子、竹中 均、熊谷 晋一郎
15:30~16:30 基調講演(zoom Webinar)
仮想空間と人類文明
日本の歴史や社会における自閉症スペクトラムを考察、発表した社会学者・池上氏による講演
出演:池上 英子氏(ニュー・スクール大学(アメリカ))
16:30〜17:00(zoom Webinar)→(Virbela)
自閉症学超会議!メタバース会場(Virbela内)への移動のご案内
17:00〜18:00(Virbela)
自閉症学超会議!会場ご案内と質疑応答・交流会
出演:野尻 英一、髙瀨 堅吉、大隅 典子、竹中 均、熊谷 晋一郎(予定)
4月2日(土)〜4月9日(土)
(Virbela カンファレンスルームおよびミーティングルーム)
アールブリュッド展覧会
アート村の作家による展示会
※イベント開催時は除く
(Virbela ラウンジ)
自閉症学 シンポジウム2019 記録映像上映
4月3日(日)
10:00〜12:00 発達障害当事者会(Virbela ミーティングルーム)
さかいハッタツ友の会による当事者会
メタバースで自助会
日本最大規模の発達障害自助グループ主催者とお話してみませんか。
代表:石橋 ひろし氏
13:00~15:00 トークセッション(Virbela カンファレンスルーム)
発達障害と教育にまつわる思いっきりトーク!
子どもの発達障害の第一人者・片山泰一氏とのトークセッション
片山 秦一氏 × 野尻 英一
4月3日(日)〜4月9日(土)
(Virbela ラウンジ)
基調講演「仮想空間と人類文明」(池上英子氏)録画映像上演
4月5日(火)6日(水)8日(金)
13:30〜14:30(Virbela)
野尻&高瀬の「JIHEISHOU Cafe」
哲学者と心理学者とみなさんのトークタイム
アテンド:野尻 英一、髙瀨 堅吉
4月9日(土)
クロージングイベント
14:00~15:00(Virbela カンファレンスルーム)
第一回自閉症学超会議!最優秀展示賞表彰式
閉会の挨拶:野尻 英一
自閉症を障害ではなくひとつの"個性"、ひとつの"知性"のありかたとして捉え、コミュニケーションと経済発展を中心とした今の社会に、疑問を投げかける。
人間の存在、文明のありかたについて問う試み。
社会が変わる、私が変わる。
名称 | 第1回自閉症学超会議! |
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会期 | 2022年4月2日(土)〜4月9日(土) |
会場 | 仮想空間Virbela(バーベラ)内にてオンラインバーチャル開催 Virbelaについて https://www.virbela.com/ |
実行委員長 | 野尻英一(大阪大学) |
テーマ | ニューロダイバーシティへの新たな挑戦 |
主催 | 自閉症学超会議!実行委員会 |
事務局 | 株式会社レイ・クリエーション |
共催 | 大阪大学未来共創センター 哲学の実験オープンラボ |
後援 | 自治医科大学・大阪府・一般財団法人 大阪労働協会 |
協力 | ジュンク堂書店西宮店 |
ニューロダイバーシティへの新たな挑戦!
自閉症学超会議!では、多分野の学際的な知の融合と社学共創のネットワークを展開することにより、発達障害と神経多様性(ニューロダイバーシティ)についての社会的認知の増進を図ることを目的としています。
2019年より自閉症学に関わる様々な分野の方々にお集まりいただき、違った領域、立場、経験、知見を持つ多様な人材が接触することで、「ニューロダイバーシティ」という考え方が社会に広まることを目指す、学問の領域を超えたプロジェクトを始動。
そしてこの度、第1回自閉症学超会議!をVirbela(バーベラ)というバーチャル空間で実施することにいたしました。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ソーシャルディスタンスと呼ばれる新しい生活様式が瞬く間に世界に広まる中、互いに交流することで発展した人類は、その交流の術を仮想空間に求めるようになりました。そして、この仮想空間においては自閉症など発達障害を持つ人々が創造的に活動し、生き生きと交流しているという報告があります。
「Virbela」における「自閉症学超会議!」の開催が、「ニューロダイバーシティ」実現の第一歩となることを期待しています。
自閉症の視点から社会を再定義する
自閉症学(Autism Studies)とは自閉症にアプローチすることで、現代社会や今を生きるわれわれ人間のことをあらためて問うことができるという考えに基づき、「心理学」「哲学」「文化人類学」「法律」「文学」「生物学」など、文系・理系問わず多様な学問・切り口から自閉症をとらえ、この現代という時代と人間理解を深める全く新しい試み。
リーダー
野尻 英一
Eiichi NOJIRI
大阪大学人間科学研究科准教授
早稲田大学現代政治経済研究所特別研究所員
文明論の視点からニューロダイバーシティを論じる
サブリーダー
髙瀨 堅吉
Kenkichi TAKASE
中央大学大学院 文学研究科心理学専攻 教授
心理学のメスで切り込む人間のこころのダイバーシティ
サブリーダー
大隅 典子
Noriko OSUMI
東北大学大学院医学系研究科教授
附属創生応用医学研究センター教授
脳神経科学コアセンター教授
発生発達神経科学分野教授
東北大学副学長
生命科学から見るニューロダイバーシティの豊かな世界
サブリーダー
竹中 均
Hitoshi TAKENAKA
早稲田大学 文学学術院 文学部 教授
自閉症の視点から〈社会学〉を書き換える
サブリーダー
熊谷 晋一郎
Shinichiro KUMAGAYA
東京大学 先端科学技術研究センター 当事者研究分野 准教授
当事者研究から開くニューロダイバーシティの視点
心理学的アプローチ
「自閉症学は津軽弁を話さない」海外編
松本敏治
人文学的アプローチ
ブッシュマンとわが子における知的障害の民族誌
菅原和孝
企業からのアプローチ
発達障害の当事者に聞く・知る・考える。
絵本が拓く支援のきっかけ。
藤本涼子
企業からのアプローチ
知的障害(自閉症)のある
アーティストによる、アート作品展
株式会社パソナ パソナハートフル アート村
参加申込者数 | 544名 |
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参加人数 | 延べ652名 ※期間:4月2日(土)〜9日(土) |
イベント別参加人数 | [4月2日オープニングイベント] Webinar 161名 Virbela交流会 118名 [4月3日ハッタツ友の会による当事者会] 34名 [4月3日「発達障害と教育にまつわる思いっきりトーク!」] 53名 [4月5、6、8日 JIHEISYOU café] 延べ40名 [4月9日クロージングイベント] メタトーク!&表彰式 48名 |